外国手話研究部:研究成果の活用

1.日本手話語彙を海外に紹介するため,英語版日本手話単語集を編集しました。An English  Dictionary of Basic Japanese Signsと題するこの単語集は,総ページ数309,生活基本語を 中心に466の日本手話語彙がイラストと,解説文で紹介されています。

2.『アジアの手話事情』は,韓国,ネパール,タイからろう者リーダーを招聘し,「アジアリーダ ー研修会」を開催したときの成果報告書です。

3.『アジアの手話』シリーズ全5巻は,10年間開催してきた「アジア手話セミナー」での研究 成果報告書です。アジア各国の手話事情が学べるほか,それぞれの国の手話語彙が写真 と文章で紹介されています。

4.外国手話研究部は,研修および招待講演などで来日された海外のろう者や手話研究者と 面談する機会を積極的に作っています。『海外のろう者・手話研究者との談話』は,これらの 一部(フィリピンのろう者および韓国とフィリピンの手話研究者との談話)をとりまとめたもので す。これは内部資料として編集したもので,一般に販売されていませんが,部外の方でも閲 覧は可能です。詳細は全国手話研修センターにお問い合わせください。

5.全国手話研修センターおよび日本手話研究所が年に1回開催している 「手話研究セミナ ー」において,1年間の研究成果を発表しています。

6.『手話コミュニケーション研究』第33号では,「韓国のろう者と手話」を特集し,韓国(ソウル) で手話事情の現地調査を実施した結果を報告しました。

7.『手話コミュニケーション研究』第37号では,「中国のろう者と手話」を特集し,中国(北京, 天津,上海)で手話事情の現地調査を実施した結果を報告しました。


8.『海外のろう者・手話研究者との談話』(外国手話研究部資料集)の作成
  ・キャロル・コバー氏との座談会
  ・金七官氏との研究交流会
  ・リサ・マルティネス博士へのインタビュー

9.「海外のろう者へのインタビュー」当HPにて掲載
財団法人日本障害者リハビリテーション協会のご協力を得て、「ダスキン・アジア太平洋リーダー育成事業」で来日している研修生にインタビューを行い、諸外国の手話事情に関する情報収集を行っております。