外国手話研究部:研究内容

 アジア太平洋諸国を中心に各国の固有名詞の手話表現を収集し、それぞれの国や地域に存在する固有手話の研究を継続しています。

 2008年は南米のエクアドルとコロンビア、さらにアフリカのウガンダも調査対象国に加え,主に各国の地名、人名、公用語、通貨、宗教、民族名、食べ物などの手話表現を収集しました。本研究の成果は,2008年2月3日に日本手話研究所第7回手話研究セミナー(全国手話研修センター・日本手話研究所主催)で一般に公開しました。

 2009年は,これまで収集した外国手話単語のデータベースを整備保存し,ウェブサイト等でデータの一部を外部公開することをめざしています。また,特に,諸外国の地名・人名に関する手話をとりまとめ,将来的に「地名・人名手話ガイドブック」(仮称)の編集をめざします。