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『手話・言語・コミュニケーション』№12 発行予告

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2024年2月、手話言語研究所の研究誌『手話・言語・コミュニケーション』№12を発行いたします。

  

12号の特集は「ろう者と映画」です。

  
サイレント(無声)映画・トーキー(発声)映画の濫觴から、ろう者と映画の関わりに焦点をあてました。

  

  2024年は、ろう映画史に大きな足跡を残した深川勝三監督(1924-1985)の生誕100年です。「睦聾唖映画保存会」で深川監督作品の保存・普及に尽力されているおおだてのぶひろ氏に執筆をお願いし、深川監督の偉業を詳しい記述と多くの写真で振り返ります。

  

 また、京都の「さがの映像祭」(2004-)について巻頭言等で紹介するほか、「東京国際ろう映画祭」(2017-)の第1回開催から現在の活動について、牧原依里氏に寄稿をいただきました。

  

 そして、現在ご活躍されている俳優の那須英彰氏・津田絵理奈氏に、ろう者俳優としての活動や思いについて語っていただきました。

  

 きこえない人にとって、映画に字幕がついているかどうかは重要です。「目で聴くテレビ」ディレクターの重田千輝氏の調査による映画字幕の歴史を確認するとともに、きこえない人にとってどんな映画字幕が良いのか考察します。

 

 その他、連載「手話とその語源(北海道・九州)」・「手話の歴史(石川)」・「手話を学ぶ人のための言語学への招待」・「ある人生(卓球とコミュニケーション)」、寄稿「日本に避難されたウクライナろう者へのインタビュー」・「『難聴児の早期発見・早期療育推進のための基本方針』を読み解く」、書評『しゃべるヒト ことばの不思議を科学する』など、盛りだくさんの内容でお届けします。

 

『手話・言語・コミュニケーション』No.12  2,200円(税込)

 

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※2024年2月4日「第22回手話言語研究セミナー」および2月11日「第20回さがの映像祭」にて対面販売いたします

 

※ファクスまたはインターネットで全国手話研修センター手話言語研究所宛てご注文いただいた分は2月5日以降順次発送いたします(送料が別途かかります。30冊以上のご注文で送料無料となります)

  

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